え、身長はあまり遺伝しない!?実は“もっと大事な”習慣とは?

遺伝の影響が大きいと思われがちな身長ですが、遺伝が及ぼす影響は意外と小さめ。

実は、成長期の過ごし方のほうが重要だということが分かっています。

そこで今回は、「本当に遺伝は関係ないの?」という理由を見ながら、「それでは、どんなふうに過ごせばいいの?」という重要ポイントを整理しましょう。

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意外と小さい!遺伝が背の伸びに及ぼす影響

わが子にはすくすくと、なるべく大きく育ってほしいもの。

「でも、夫婦共に背が低いから、身長がぐっと伸びるのは無理かも」とあきらめていませんか?

昔から、「身長は親からの遺伝で決まる」ということが、よく言われてきました。

たしかに、「みんな背が高い家族」や「そろって背が小さめの家族」ってありますよね。実際に、「身長はある程度は遺伝に左右される」ということも明らかになっています。

ただしポイントは、「ある程度は」という点。身長は、遺伝だけで決まるものではありません。

実は身長に影響を与える要因としては、諸説ありますが「遺伝25%、後天的な環境75%」と言われています。

ですから、保護者さまの身長が低いからといって、あきらめる必要はまったくありません。

もちろん、25%は遺伝の要素が影響します。でも、後天的な環境を整えてあげることで、いくらでもカバーできるということなんですよ。

日本人の平均身長が10cm以上伸びている!遺伝が影響しない根拠とは?

遺伝の影響が小さいと聞いても、なかなか納得できない方もいることでしょう。具体的な数字を出して、説明しますね。

分かりやすいのは、昔の日本人と現代の日本人、両者の平均身長を比べてみること。

たとえば戦後すぐの1950年、成年男性の平均身長は「160.3cm」でした。一方、現代に入って2012年になると、どうでしょうか?

平均身長がぐっと伸びて、「171.2cm」に。この約60年もの間に、平均身長がなんと「11cm」も伸びているのです。なぜ、こんなにも平均身長が伸びたのでしょうか?

たかだか60年の間に、日本人の遺伝子が大きく変化したとは考えられません

だとすれば、考えられる要因はただ一つ。それは、戦後日本において、食糧事情が改善されたから。

食生活の変化が、身長の伸びにプラスに働いたというわけです。

歴史が語る!日本人の食事と身長の関係

戦後の日本人が、食糧事情の改善により、背が伸びてきたことが分かりました。

それでは、具体的には、どのような食生活になったことが、身長の伸びにつながったのでしょうか?

その答えを教えてくれるヒントは、「江戸時代の平均身長」にあります。身長が食糧事情に左右されるのであれば、昔であればあるほど低そうですよね。

ところが、日本の長い歴史において、もっとも背が低かったのは、平均身長がおよそ「155cm」の江戸時代。

逆に、江戸時代よりはるかに食糧事情が悪かったであろう縄文時代の人のほうが、背が高いのです

長いスパンで見ると、弥生時代初期から江戸時代にかけて、日本人はどんどん小さくなっていったのです。

身長が低くなり続けた原因はずばり、弥生時代に入って稲作が始まったため。

縄文時代までは、採集と狩猟による食生活でした。木の実や野草などの植物を集めたり、種子を拾ったり。

また、野山で動物を追って狩りをしたり、川や海で、魚や貝などを捕まえて食べたりする生活でした。

ところが稲作が始まると、「コメ食」に偏る生活に。

すると、さまざまな食品から、たんぱく質を摂ることがむずかしくなったことが推察されます。というのも、肉や魚はもちろんのこと、木の実や種子には、良質なたんぱく質が含まれています。

縄文時代の人は、たんぱく質を豊富に摂る食生活を送っていたんですね。

歴史の真実が教えてくれるのは、背を伸ばすためには、たんぱく質を十分に摂ることが大事ということ。

たしかに、現代の日本人の背が伸びているのも同じ。戦後になって欧米型の食事スタイルになり、肉食が増えたことが大きな理由と言われていますよね。

身長を伸ばすには、動物性と植物性たんぱく両方をバランス良く!

背を伸ばすためには、たんぱく質を豊富に摂ることが大事。

ただし現代人のたんぱく源は、動物性に偏っていることが示唆されています。

植物性たんぱく質と比べると、動物性のたんぱく質のほうが「利用されやすい」という特徴があり、積極的に摂る必要があります。

ところが、動物性たんぱく質には脂質も多く含まれるため、肥満や生活習慣病の引き金にも。ですから、植物性たんぱく質もバランスよく摂る必要があるのです。

植物性たんぱく質を豊富に含むのは、豆腐や納豆、高野豆腐など、主に大豆製品。

昔ながらの「一汁三菜」の食生活なら、無理なく摂れるものばかりです。

とはいっても、何かと忙しい現代。共働きも増え、理想的な食事を毎日コンスタントに用意することは、むずかしいケースもあるでしょう。

解決法としては、うまくサプリメントを活用するということ。もちろん、基本的には食事からたんぱく質を摂りましょう。

その上で、必要に応じてサプリメントの活用を。不足している植物性たんぱく質を中心に補って、栄養バランスを整えるというスタンスがおすすめですよ!

身長を予測する計算式ってどのくらい正確なの?

子どもの将来の身長を算出する計算式ってご存知ですか?

比較的、有名な計算式ですので見たことがある方も多いと思います。

男子の身長=(父親の身長+母親の身長+13)÷2+2
女子の身長=(父親の身長+母親の身長-13)÷2+2

さて、ここではこの計算式について詳しく見て、その正確性を
量りたいと思います。

まず、身長は遺伝で決まる部分があるので、お父さんとお母さんの身長を足して2で割るというのが基本的な考え方です。

男子の式と女子の式の違いは、両親の身長の合計に13を足すか引くかです。

この13は男女の平均身長の差です。

ちなみに、この式を提唱したのは、ロンドン大学子供健康研究所のジェームズ・タナー教授という説が有力です。

イギリス人の統計を基に導き出した式なのに、日本人に当てはまるの?と思いますが、

不思議なことに国や民族が変わっても、概ね男女の平均身長は13cm前後に落ち着きます。

最後のプラス2cmは、世代間の差。世代をまたぐ毎に2cm身長が高くなることを見込んでいます。

今、日本においては平均身長が伸び悩んでいますので、最後のプラス2cmは見込めないと考える方が良いかもしれませんね。

この式が使われはじめたのが1970年ころ。その頃は、日本でもそうですが、世代をまたぐ毎に子どもは、どんどん大きくなっていきました。

経済が発展し、親世代より栄養状態が良くなっていった時期だからと考えられます。

ひとつずつ要素を見ていけば分かる通り、この式は単純すぎます。

身長を決める要因は両親の身長と男女の違いのみ。しかも、両親からの遺伝の影響はちょうど半分ずつ。

もちろん、実際はこの通りになりません。

この式を運用するときは、プラスマイナス10cmくらいは誤差で見込むそうです。

つまり、予想身長が170cmとなった場合、実際の最終身長は160cm~180cmくらいになるということがほとんど。

未来の身長を予測するというには幅が広すぎますね。

ちなみに、日本人男性なら全体の9割がこの範囲(160cm~180cm)に入ります。

あくまで、遺伝上の目安身長くらいに考えないといけませんね。

遺伝する要素しない要素

勉強の成績は努力の結果、芸術は生まれ持ってのセンス。そうは思っていませんか?

実は、遺伝的には真逆だと考えられています。

頭の良さは両親の遺伝的な影響が大きいことが分かっていますし、音楽や美術は
後天的な訓練による影響が大きいのです。

たとえば、絶対音感。これこそ生まれ持った才能のように思われていますが、7歳までの
訓練で誰でも身につくそうです。

運動能力に関しては、力の強さや足の速さといった筋肉の質に関しては遺伝。球技や技術に関しては後天的な努力が影響するといわれています。

身体的特徴も遺伝しやすく、身長の他、太りやすさも遺伝子の影響を受けると考えられています。

こうした生物的な遺伝だけでなく、家庭の環境・家族の指向といった家庭的な特徴も、まるで遺伝するかのように子どもに大きく影響します。

たとえば、音楽家の子どもは小さいころから音楽に携わる機会が多いので、音楽的な
才能が身につきやすいとか、親が太っていると普通の家庭より食事の量が多かったり
というものです。

こうして遺伝の話をすると、「どうせ勉強しても無駄だから・・・」とあきらめてしまう人もいますが、ただの生物的な特徴です。

最も太りやすい遺伝子をもつ人と、最も太りにくい遺伝子をもつ人の差は、カロリーでいうと約220kcal。ごはん1杯分、食べるか食べないかの違いです。

多いと見るか少ないと見るかは人それぞれですが、努力でカバーできる範囲ではないでしょうか?

追記:新説!身長は遺伝が80%!!

今、世界規模の遺伝子に関する調査では、身長に関する遺伝の影響は80%だといわれて
います。

2014年には英エクセター大学のチームがが約700種類、身長に関連する遺伝子を特定し、

2017年には、マサチューセッツ工科大学とハーバードの研究者がさらに83の遺伝子を特定したと発表しました。

影響の大きいものなら、たった1つの遺伝子の違いで身長が1~2cmも変わることもあるそうです。

従来の遺伝の影響25%というのと大きな違いですが、真実はどちらでしょうか?

もちろん、世界規模で研究者たちが出した答えなので、遺伝子的に80%というのは正しいと考えるべきでしょう。

25%説は、京都大学名誉教授の川畑愛義医師がその著書で発表した説です。長年、子どもたちを診てきたり、研究したりで導き出した結果です。

そもそも、25%と80%を同じ軸で比べて、どちらが正しい、間違っていると判断してよいものでしょうか?

子どもの身長に関する著書を持つ、整形外科医の飛田健治先生。身長が決まるのは、遺伝で80%と新説を支持しています。

残り20%の要因で変わる身長の差について聞くと、男の子はプラスマイナス9cm、女の子はプラスマイナス8cm程度だといいます。

遺伝的に170cmになる子なら、161cm~179cmの範囲です。実に18cmもの差が生まれることになります。

実は、これは従来の25%説の意見とほぼ同じ。

やはり、後天的な環境要因の差は大きいことに変わりはないのです。

数字の違いは「遺伝子的に・・・」か「親子で身長に差が出るか・・・」の見方の違いと考えれば良いかと思います。

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