20代を超えた大人でも伸びるってホント!?「背を伸ばす器具」を大検証

通販などで、「身長を伸ばす器具」が売られているのを、見たことがある方も多いのでは?

広告を見ると、「1日10分でOK」「背が伸びて、身体が細く、スマートに!」など、手軽でありながら効果があるとうたっています。うたい文句の通り、本当に器具を使うだけで背が伸びるのでしょうか?

身体の仕組みを考えながら、検証してみましょう。

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「身長が3cm伸びた」という声、真実はいかに!?

世の中には、身長を伸ばすとうたう器具が出回っています。多くの場合、「20代30代になっても背が伸ばせる」と、成長期をとっくに過ぎた年齢の大人にもアプローチ。

「あと3cm伸ばして180cm台になりたい」と願う成人男性や、「身長を伸ばして、すらりとした体型になりたい」と夢見る成人女性から、注目されているようですね。

お子さまの成長を願う保護者さまが、頼ってみたくなるのも無理はありません。

ただ、その効果のほどについては、正直言って疑問があります

たとえば、頭と足を固定してぐいぐいと引っ張って身長を伸ばす器具。お客さまの声には、「3cm伸びました!」「97%の方が効果を実感しています」など、効果を示す内容が書かれています。

この感想だけを見ていると、引っ張るだけで背が伸びそうですよね。

たしかにこの手の器具は、「使用前」と「使用後」の身長に違いが出ます。でも、軟骨が一時的に引き伸ばされただけ。時間が経てば元通り、身長を伸ばすことにはつながりません。

これが、「器具を使うと背が伸びる」と思わせるカラクリなんですね。

ダマされないで!「特許商品」に潜む落とし穴

身長が伸びるというのは、実は「骨が伸びる」ということです。骨はゴムではないので、当然ながら引っ張ってもムダ。骨が伸びることはありません。

販売している会社は、「引っ張ることで骨と骨にすき間ができ、そのすき間を埋めようとして骨が成長する」と主張しています。

でも、医学的にはありえないこと。商品を売りたいがための、苦しまぎれの説明としか言えません。

そもそも、「成長期が終わってしまった大人でも背が伸びる」というのも、医学的にはありえません。

背が伸びるというのは、骨が伸びるということ。骨はいつまでも伸びてはくれません。「まだ伸びるのか?」を教えてくれるのが、骨の端にあって、軟骨が骨にかわってゆく境目の部分「骨端線」です。

この骨端線があるうちは、骨は縦の方向に伸びることができます。ところが、思春期を迎えると、性ホルモンの分泌が盛んに。骨が大人の硬い骨に変わり始めて、2~3年で骨端線が閉じられてしまいます。

当然ながら、骨の成長もストップ。大人になってから背が伸びることは、医学的にありえないのです。

なお、「特許商品」として、消費者を信用させようとしているものもあります。ところがここには意外な落とし穴があります。

もしパッケージなどに「特許第×××××××号」といった記載があれば大丈夫。しかるべき手続きの後、経済産業省から特許が降りたことを示しています。ところが、「特願200×-×××××」「特許出願中」といった表示であれば、あくまで出願しているだけ。

出願自体は誰でもできるので、注意が必要です。もし「特許商品」とだけ書いてあれば、特許番号が書いてあるか確認しましょう。もしないのであれば、出願しているだけの可能性が高いですよ!

35年の実績!「ぶら下がり健康器」の背を伸ばす実力とは?

もう一つ注目すべき器具は、1980年代に爆発的にヒットした「ぶら下がり健康器」。

鉄棒のようなもので背筋を伸ばし、肩こりや腰痛、内臓の疾患などに効果があると人気を集めました。

このぶら下がり健康器を使うと、背を伸びるというウワサが絶えません。

かつてテレビで、有名な俳優さんが「毎日1分間ぶらさがり健康器にぶら下がっていたら、2㎝縮んでいた身長がまた伸びた」と発言したことも話題に。

ネット上での口コミも多く、身長を伸ばす目的で購入する人もいます。親子で身長を伸ばそうと、購入を考えている保護者さまもいるかもしれませんね。

ところが、先ほどの身長を伸ばす器具と仕組みは同じ。ぶら下がることで背骨の軟骨が伸び、背が伸びた気がしているに過ぎません。

背骨の軟骨椎間板は、水分が多い部位。直立して暮らしていると、重力で押しつぶされます。

そのため、朝と夜では状態が違います。その結果、平均的な身長の男性でいえば、朝と夜で2cmくらい身長が短くなるのです。

ぶら下がり健康器で背が伸びたと感じるのは、縮んだ軟骨椎間板を伸ばしているだけ。決して身長が伸びたわけではないのです。

骨を伸ばすには?やはり「基本」が大事です

一見良さそうに見える器具も、実際には効果がないことが、お分かりいただけたかと思います。本当の意味で身長を伸ばすには、骨を成長させる他ありません。

そのためには、地道な努力と積み重ねが必要。栄養バランスのとれた食事をベースにして、適度な運動を取り入れて、睡眠をしっかりとることが欠かせないのです。

特に成長期のお子さまにとって、食生活は大事。人間の身体は、食べたものでつくられています。違う言い方をすれば、食べたものからしか、身体はつくられないのです。

身長を伸ばすためにも、健康な身体をつくるためにも、保護者さまのサポートが大切ですね。

とはいっても、毎日三食、栄養バランスを考えて食事をつくるのは意外と手間がかかるもの。いくらお子さまのためとはいえ、保護者さまがヘトヘトに疲れてしまっては大変です。

また、栄養バランスを考えてつくっているつもりでも、本当に大丈夫なのか不安になることもあるでしょう。

ご家庭での食生活をまずは充実させる。その上で、栄養バランスを保ってくれるサプリメントをうまく使うのが、無理せず背を伸ばすためのコツといえそうですね。

骨端線がないと身長は伸びないの?復活させることはできる?

どんな器具を使っても大人になると身長を伸ばせないというのは、わかっていただけたと思います。

「骨」で、私達がイメージする白くて硬い骨は伸びません。それどころか太くもなりませんし、骨の丈夫さ(骨密度)が増すこともありません。

大人になると骨は成長しないのです。劣化することはあっても成長期以上に発達することはないのです。

ここでは、子どもが身長を伸ばせる特権「骨端線」について詳しくお話しします。

子どもの骨をレントゲンで撮影すると、両端が少し骨折したようなヒビのようなものが見えます。これが骨端線。ひとことで言うと骨の伸びしろです。

この中に詰まっているのは骨端軟骨という軟骨組織です。

骨が伸びる際には、まずこの骨端線の軟骨組織がにょきにょき伸びます。その周りにカルシウムなどのミネラル分がくっついて、白くて硬い骨(硬骨)に変化していくのです。

そして、その伸びるきっかけ(スターター)となるのが成長ホルモンです。

かなりデフォルメしていますが、概ねこの理解で大丈夫です。

成長ホルモンが骨端線に作用しなければ身長は伸びは始まらないのです。骨の伸びが始まると摂った栄養もどんどん骨づくりに活用され、身長は伸びていきます。

逆にいうと、大人になり骨端線がない状態だといくら、成長ホルモンを増やしても、骨を伸ばす栄養を摂取しても、身長にプラスになるようには活用されないのです。

概ね男子で17歳~18歳くらい、女子で15歳~16歳くらいで骨端線は、すべて閉じてなくなってしまいます。

その時までが勝負です。タイミングを逃すと、もう手立てはないのです。

また、しばしば「成長ホルモンを大量に分泌させると骨端線が復活する」などの情報が流れることもありますが、完全にでたらめです。

一度閉じてしまった骨端線が復活することはありませんし、成長期の終盤、骨端線が閉じるのを延長する手立てもありません

骨を伸ばす栄養って何?

骨を伸ばす栄養素は?と問いかけるとまず返ってくるのが「カルシウム」という答えでしょう。

ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、実は間違いです。

カルシウムはどちらかというと骨を「強く」する栄養素。

骨を伸ばすには、たんぱく質の方が重要です。

骨端線の軟骨組織も主成分はコラーゲン。つまりはたんぱく質です。成長ホルモンもたんぱく質の一種。

たんぱく質がなければ骨の成長は始まらないのです。

骨は土台となるコラーゲンの周りにカルシウムをはじめとしたミネラル分が付着してつくられます。

カルシウムがキチンと働くためにはマグネシウムも必要です。またリンも必要。カルシウムと結び付いてセメントの役割をします。

カルシウムをしっかり吸収するためにはビタミンD・カルシウムを土台に吸着させるにはビタミンKも必要。

そして、コラーゲンや成長ホルモンをつくるのに亜鉛は必須。

コラーゲンを作るのには、ビタミンC・鉄・銅・マンガンも欠かせません。

たんぱく質の代謝には、ビタミンB6もかかませんね。

つまり、栄養素は単一では働かないので、総合的に摂ることが必要

成長期の身体づくりに特化して、総合的に栄養素を配合したサプリメントもあるので活用してみてください。

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