太りすぎると子どもの背が伸びない!健康的にやせるサプリメント活用法とは?

身長の伸びを妨げる要因の一つに、「肥満」があることをご存じでしょうか?肥満はご存じの通り、さまざまな病気の引き金にも。もし体重が気になるなら、早いうちに適正な体重に落としてあげたいものですね。そこで今回は、「子どもにはどんなダイエット法がいいの?」「減量用サプリメントってどうなの?」など、お子さまのダイエットについて考えてみましょう。

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ホントに、肥満だと身長が伸びないの?

一般的に「肥満傾向にあると、身長が伸びにくい」と言われています。本当に、太りすぎると身長の伸びに悪影響を与えるのでしょうか?

ある意味では、「肥満=豊富に栄養が摂れている状態」とも言えますので、小学校低学年ぐらいまでだと、「肥満児=どちらかというと背が高い」お子さまも多いようです。ところが多くの場合、徐々に身長の伸びが悪くなるケースが多いのです。

なぜかというと、主な理由は2つあります。

理由1)成長ホルモンの分泌が減るため

お子さまの身長が伸びるのは、ぐっすり眠っている間に分泌される成長ホルモンのおかげ。「寝る子は育つ」ということわざ通り、良質な睡眠をとることで成長ホルモンが分泌。お子さまの骨が伸び、結果的に身長が伸びていくんですね。ところが肥満ぎみになると、成長ホルモンが出にくい状態に。すると、その結果、背の伸び方がゆるやかになってしまうんですよ。

理由2)思春期が早く訪れるため

肥満すると、脂肪細胞からレプチンと呼ばれるホルモンが分泌されます。本来は、食欲や代謝などの調節を行うためのホルモンですが、実は性成熟にも大きく関係しています。そのため、肥満するとレプチンが増え、結果的に性成熟が早まることに。すると、思春期が早く訪れるのです。

思春期とは、身体が一気に大人へと向かう時期。性ホルモンが、骨を固めて骨の成長を止め、完成形へと近づけていきます。そして、身長の伸びが止まってしまうんですね。なるべく最終身長を高くするには、思春期が遅く訪れるほうが有利なんですよ。

このように、肥満は身長の伸びを妨げることになります。普段から体重や体格の変化をこまめに見て、太りすぎないように気をつけてあげたいものですね。なお、子どもの肥満は、「肥満度」という基準を使って判断します。簡単な計算ですので、まずはお子さまの肥満度をチェックしてみましょう。

肥満度=(実測体重-標準体重) / 標準体重×100 (%)

幼児=肥満度15%以上は太りぎみ、20%以上はやや太りすぎ、30%以上は太りすぎ
学童=肥満度20%以上を軽度肥満、30%以上を中等度肥満、50%以上を高度肥満
となります。

例えば、身長145cmの子どもをモデルにすると、標準体重は39.6kgです。

※ 標準体重の算出方法は以下の式を用います。

  標準体重(kg) = 身長(m)の3乗 × 13

実際の体重が45kgだと肥満度は13.6%となり標準の範囲内。
これが48kgまで増加すると21.2%となり軽度肥満となります。

まずはお子さまの肥満度を把握して、必要ならダイエットのサポートをしてあげてくださいね。

大人とは違う!お子さまのダイエットには細心の注意を

それでは、お子さまのダイエットのためには、何をすればいいのでしょうか?

大人であれば、厳しい食事制限や激しい運動などによる「過激なダイエット」で、短期的に体重を落とすことも可能かもしれません。ところが、お子さまはまだ成長段階。過度な負担がかかるダイエットは、身体づくりに悪影響を及ぼします。くれぐれも無理させないように、気をつけましょう。

お子さまのダイエットは、「簡単なカロリーカット」「適度な運動」から始めるのが基本です。「簡単なカロリーカット」としては、小学生くらいの肥満対策で効果的なのは、清涼飲料水をやめさせること。いかにも身体に良さそうなスポーツドリンクも、大量の糖分が入っているのでやめさせましょう。

また、「適度な運動」についてですが、肥満のお子さまは運動が苦手だったりキライだったりすることがほとんど。無理やり運動させても、却ってストレスに。親子共に精神的な負担がかかって、長続きしません。窓ふきや床のぞうきんがけなど、家事の手伝いも立派な運動です。また、昆虫採集や水族館巡りなど、自然と身体を動かす趣味を見つけてあげるのもいいですね。いずれにせよ、日常生活で無理なく動けるよう、お手伝いしてあげましょう。

ダイエットのために、正しくサプリメントを使うには? 身長サプリは大丈夫?

ダイエットといえば、減量用サプリメントもあります。たとえば、糖の吸収を抑えるといわれるサプリメントや、脂肪を燃焼させやすいといわれるサプリメントなど。

いかにも効きそうな印象の減量用サプリメントが多く出回っていますが、お子さまへの使用は控えたほうが賢明。というのも、減量用サプリメントには、未試験の成分が多く含まれていることも多いため。「サプリメント=薬ではないから副作用がない」と思われがちですが、そんなことはありません。粗悪な材料を使ったり、未承認の成分を配合していたり。科学的根拠のないサプリメントによる健康被害者が、確実に増えています。

特に、減量サプリメント使用者に健康被害が多く起こっているという事実をご存じでしょうか? たとえば、国内で起こった、2002年~中国製ダイエット食品(サプリメント)の健康被害事例では、796人にも及ぶ被害が発生。そのうち、残念なことに4人が死亡しています。この数字からも分かるように、減量用サプリメントを子どもに与えるのは危険といえるでしょう。

お子さまのダイエットの基本は、「無理のない食事制限」と「適度な運動」。やはり、この二つに尽きます。ただし背が伸びるためには、十分なバランスが必要です。食事制限による栄養不足に陥らないためにも、総合的に栄養素を含むサプリメントで補助することも大切ですよ。「サプリメントでやせる」のではなく、「やせるための生活をサプリメントでサポートする」と心得て、正しくサプリメントを活用してくださいね。

子ども向けの身長サプリメントにも総合的な栄養補給を狙ったものもありますので、背を伸ばしたい目的とともに活用するのは賢い選択です。

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