背を伸ばすのに必要な運動量ってどのくらい?小学生と中学生で違うの?

身長を伸ばすための三大要素といわれているのが「食事」「睡眠」「運動」です。

このことからも背を伸ばすのに運動が欠かせないのは明らかですが、どのくらい体を動かせばよいのでしょう?

また、どんな種類の運動が身長を伸ばすのに適しているのでしょう?

今日は、身長を伸ばすうえで重要な運動について包括的にみてみましょう。

身長を伸ばすための運動の効果を見直そう!

なぜ、運動をすると身長の伸びにプラスなのでしょうか?

もっとも有力視されているのは、成長ホルモンの分泌促進効果です。

「運動をすると成長ホルモンが分泌される」というのは、よくテレビの美容・健康特集などで話題になるので、聞いたことがあると思います。

運動をはじめてから、血中の成長ホルモンは増加しはじめ、その効果は約3時間持続するといわれています。

また、日中の運動の有無は就寝時の成長ホルモンの分泌量にも大きな影響を与えます。


引用元:低身長専門治療医院ぬかたクリニック

身長に成長ホルモンは不可欠です。その量をプラスできるのですから、背を伸ばしたいのなら運動は絶対にするべきですね。

また、身長を伸ばす三大要素は「食事」「睡眠」「運動」ですが、運動はその起点となります。

たとえば、たくさん運動をすると、お腹が空きます。そして、その晩はぐっすり眠れます。つまり、運動が起点となることで、三大要素の底上げ効果が見込めるということです。

他には、骨への刺激(荷重負荷)を与えて成長を促進させる効果も報告されています。しかし、この点に関しては異をとなえる研究者・医師もいて意見が分かれるところです。

意見が分かれてしまうのは、運動が身長の伸びに与える仕組みは完全に解明できていないからです。最近の分子生物学でも、ハッキリ説明できないことが多いのです。

ただ、こういう個々のメカニズムにおいて賛否がでることはあっても、「身長を伸ばすのに運動は効果的である」というのは専門家の総意です。

運動の種目によって効果に差は出るの?

バスケットボールやバレーボールをすると身長が高くなるのでしょうか?

体操の選手は身長が低いですが、体操をすると背が伸びないのでしょうか?

ここでは運動の種類によって、身長に差が出るかを見てみましょう。

まずは、競技種目別の日本代表選手の平均身長を比較してみます。

<種目別平均身長>

種目 男子 女子
バスケットボール 191.6cm 177.1cm
バレーボール 189cm 177cm
野球 178.8cm 162.3cm
サッカー 176.3cm 162.8cm
ラグビー(7人制) 180.0cm 164.3cm
水泳 181.3cm 166.5cm
陸上 177.3cm 158.2cm
卓球 170.3cm 154.6cm
馬術 171.2cm 159.3cm
重量挙げ 161.3cm 153.2cm
体操 162.6cm 149.4cm

※基本的に、リオ五輪(2016年)前後の代表選手の身長を元にしています。

こうして見ると、競技によって随分身長が違いますね。

男子で見ると、もっとも背が高いバスケと、もっとも低い重量挙げでは30cm以上の差があります。ただ、これで「競技によって身長の伸びが違う」と結論づけてしまうのには、問題があります。

なぜなら、これはあくまで代表選手、日本のトップクラスで活躍する人の平均身長だからです。バスケやバレーなど身長がある方が有利な競技ほど、背が高い人が活躍し、代表選手に選ばれやすくなるため、平均身長は跳ね上がります。

プレーするステージ(レベル)や年齢を下げると、どの競技もどんどん一般人の平均身長に近づきます

ご自身の記憶を辿ってみてください。

中学時代のバスケ部の子は軒並み背が大きかったでしょうか?

きっと、普通の子・小さい子もいたと思います。活躍したかしてないかは別にして、彼らも3年間毎日バスケットボールに打ち込んでいたはずです。

なので、一般的に言われているバスケ・バレーで背が伸びるというのは間違いです。

では、「どの競技も身長の伸びに差は出ない」というのが正しいのでしょうか?

実は、そうともいえません。

上の表の、重量挙げと体操の項目を見てください。

日本人の平均身長(男子)が171cmくらいなので、それより10㎝近く低いですね。

この2種目とも背が低い方が有利なので、代表まで残る人の平均身長はどうしても低くなってしまいますが、それとは別に、どちらの競技も身長を伸ばすうえで大きな問題を抱えています。

その問題とは、成長期の関節に過大な負担をかけてしまうことです。

成長期にある子供の関節周囲の骨には、骨端線といわれる骨の伸びしろといえる軟骨組織が存在します。

骨端線は伸びていくだけの柔軟性をもつため、通常の骨(硬骨)と比べて強度がありません。ここに超重量のバーベルや体操の着地で膨大な負荷がかかり続けると損傷し、背が伸びなくなってしまいます。

特に重量挙げの選手は日常的に腰など重要な関節に痛みを抱えてしまうことが多く、ヘルニアに悩まされる選手も少なくありません。

身長を伸ばす運動としてはおすすめできません。

まとめると、身長を伸ばす上で有意にプラスの競技はないと考えてOKですが、いくつかマイナスの競技はあるので注意が必要ということです。

身長を伸ばすのに必要な運動量ってどのくらい?

ここまで、
・身長を伸ばすうえで運動が効果的なこと。
・身長を伸ばすうえで特にプラス効果のある運動の種類はないこと。

をお話しました。

では、どのくらいの運動をすればよいのでしょう?

実は、これについてもハッキリした結論は出ていません。

運動時間が重要だという説もありますし、運動強度に依存するという研究報告もあります。

先ほどもお話しましたが、現在の科学分析技術をもってしても、身長が伸びる仕組みが解明できない以上、具体的に「どのくらいの強さの運動を何分すればOK」というのは出せません。

ですので、効率を求めたり、最低限の量で済まそうとするのではなく、なるべくたくさん運動をするようにした方が良いでしょう

ただし、怪我をしたり、へとへとで食事ができないほど疲れてしまうのは、身長を伸ばすうえで逆効果ですので、くれぐれもやりすぎには注意をしてください。

また、もう一つ注意点をあげるとすれば小学生の運動です。

中学生になれば学校で部活動も始まるので、運動部に所属してれば、特に問題はありません。

でも、もし今お子さんが小学生で家でゲームやTVばかりだとしたら、意識的に運動をさせた方がよいでしょう。運動といってもスポーツでなくても大丈夫です。

低身長治療の第一人者として、多くの子供たちを診てきた医師の額田成先生も、普通の外遊びでスポーツと同じような効果が得られると発表しています。なるべく、外で遊ぶよう促してあげましょう。

その他、運動量が多くなると栄養の消費量も比例して増えてきます。お子さんが運動をする際には食事面もしっかりケアしてあげましょう。

体づくり(成長)のための栄養まで運動エネルギーに使われるとなると本末転倒ですから。

小学校高学年以降なら、栄養をサポートするサプリメントの活用を視野に入れるのもひとつです。

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