身長を伸ばしたい男子中学生がやるべき最も効果的な運動って?

男の子にとって、中学生の3年間は大きな変化の時期。まさに子供から大人に変わっていきます。身長も大きく伸び、25cm~30cmと目を見張る成長を遂げる可能性を秘めています。

ただし、これはあくまで可能性。実際の伸びは、日々の食事・睡眠・運動の状況に大きく左右されます。

今回はその中で「運動」について取り上げ、特に男子中学生に絞ってお話します。

身長を伸ばすのに大事なこのタイミングで、失敗してしまわないように、ぜひ最後までお読みください。

成長の過程でみると中学3年間での運動は超重要!

まずは、男子中学生の平均的な成長について押さえておきましょう。

多くの子供において、12歳くらいから身長が急激に伸び始め、中学生活も板についてきた13歳ころが成長速度のピーク。

もちろん個人差はありますが、概ね中1~中2でほとんどの子がこの成長のピークを迎えます。伸び率は平均して年間10cm!いわゆる「成長スパート」ど真ん中です。

放っておいても伸びるので油断しがちですが、マイナス要因があると十分に身長を伸ばしきることができません。

たとえば、必要な栄養が全然摂れていなければどうでしょう?

いくら身長が伸びるタイミングであっても、体をつくる材料(=栄養)が足りなければ、伸ばしようがないですね。

今回のテーマの運動もまた同じです。

成長ホルモンの分泌にダイレクトに関わりますので、運動を怠ると伸びる可能性をつぶしてしまいます

ただ、幸いなことに多くの子供は中学生から部活という形で本格的な運動を始めます。

成長の時期と運動のタイミングがピッタリ合うのです。

なので、もし中学生のお子さんが運動部に入っていなければ、何でもいいので運動を始めてください。

身長を伸ばす運動に種目はあまり関係ありません。飛んだり、走ったり、ひねったり、体全体を動かすことが重要だといわれています。

部活のような競技でなくても構いません。スケボーなんかの遊びであっても、その条件を満たしていますのでOKです。何か熱中できる運動を見つけて取り組んでください。

人生でこんなに身長が伸びるのはこれで最後です。ぜひ思いっきり体を動かして伸びる可能性をフルに使ってください。

中学生だからこそ効果的な運動があるってどういうこと?

身長を伸ばすことだけを考えると、スポーツの種目で効果にそれほど差はありません。怪我や運動自体のやりすぎにさえ注意すればOKです。

でも、それとは別に“中学生にとってベストな運動”というのは存在します。体の発達の仕組みからみて、中学生の時期にやると効果が出やすい運動です。

実は、子供から大人になる過程で人間の体は一律に成長するわけではありません。運動神経が発達する時期、心肺機能が発達する時期、筋骨格が発達する時期というように段階を経て成長していきます。

なので、体の発達する時期に合わせた運動が効果的というわけです。

逆に発達過程を無視すると、なかなかトレーニングの効果を得ることができません。

たとえば、幼児に長距離走をさせても、なかなか結果は出ません。心肺機能がまだ発達段階にないので、練習しても長く走れないのです。

でも、運動神経の発達の最中なので、体の動かし方を覚えるのは得意です。幼児が短い期間の練習で自転車に乗れるようになるのはこのためです。

では、話を中学生に戻します。12歳~15歳くらいの年齢は心肺機能の発達時期にあります。

なので、持久力トレーニングが最も効果的です。ランニングや水泳、自転車などが良いでしょう。

この時期に鍛えた持久力は一生ものです。持久力を言い換えればスタミナ・体力なので、今後スポーツを続けていく上で必ず有利になるでしょう。

たまに、中学生でパワーをつけようと筋トレを頑張る子もいますが、あまり効率的とはいえません。筋力が発達するのは、概ね高校生以降だからです。

スポーツを長く続けるうえでは、こうした発達の過程に重点を置くと高いトレーニング効果が得られます。

中学時代に走りこんでスタミナアップしておくと、高校以降でパワーアップトレーニングする際の練習量も増やせます。

走りこんだりするのはしんどいので、子供は嫌がりますが、中学生にベストなのは持久力アップの運動です。

もちろん、持久力アップの運動=全身運動なので、身長を伸ばすうえでもおすすめです。

エネルギーの補給が身長を伸ばす要(かなめ)

中学生が身長を伸ばすために運動は欠かせませんが、実は運動には身長を伸ばすうえでデメリットとなる一面もあるのです。

それは、エネルギーを使いすぎること。

とにかく、バイタリティーあふれる男子中学生です。スポーツをやっていると限界まで体力を消耗するのは日常茶飯事。

そうなると、体内のエネルギー源(=栄養)は枯渇してしまいます。

ここでは、運動時のエネルギーの使われ方とその対策についてみてみましょう。

体を動かす最初のエネルギー源は「糖質」です。

糖質は、食事で摂った炭水化物が分解されたものです。ブドウ糖という消費しやすい形で筋肉中などに貯蔵されています。

大量にエネルギーを取り出せる代わりに、1回の運動持続時間が数十秒と短いのが特徴です。なので瞬発的な運動に向いています。また、体内での貯蔵量も少ないため運動を続けていると、やがてなくなってきます。

次に使われるのが、代替エネルギー源の「脂質」と「たんぱく質」です。

脂質に関しては「脂肪を燃やす」という表現が日常的に使われているので、エネルギー源としてイメージしやすいと思います。糖質に比べると使われるのに時間がかかるのがネックですが、体内の貯蔵量は豊富です。

そして、もう一つの代替エネルギー源である「たんぱく質」

この消費が成長期の子供にとって問題です。運動を続けると、体の中のたんぱく質が次々と分解されエネルギー源として使われます

たんぱく質は背を伸ばすうえでの最重要栄養素です。運動に使われすぎると身長を伸ばす分がなくなってしまいます。

なので、普段からしっかりエネルギー補給つまり、食事をしておくことが重要。

これが唯一の対策です。

しっかり気をつけていないと「運動はしているけど身長は伸びない」ということになってしまいます。

3食しっかり食べるのはもちろん、炭水化物もしっかり摂りながら、たんぱく質を重視した栄養バランスというのが理想的です。

それでも、成長真っ盛りの中学生だと、食事だけでは栄養を取り切れないこともあります。そんな時は、成長にフォーカスしたサプリメントを活用すると理想的な栄養バランスに近づきやすくなります。

ただ、いわゆる成長期サプリメント・身長サプリの中には、実質あまり栄養がはいっていない製品も結構な割合で存在します。

選ぶ際にはよく調べて、慎重に決めてください。

こちらにサプリメントを選ぶ際のチェックポイントをあげています。参考にしてみてください。

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